背中に冷たい感覚があるのは病気?その原因と対処法!

なんだか背中に冷たい感覚がある…寒気がするわけではなく、背中が冷たいのです。

そんな経験をした方はいらっしゃいませんか?

体の一部が冷たく感じるなんて、病気なのでは?と心配になってしまいますよね。

背中が冷たくなるのは何が原因なのでしょうか?

その原因と対処法について解説していきます。

では、早速見ていきましょう。

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背中に冷たい感覚があるのはなぜ?

背中が冷たいと感じるのは、血流の悪さが原因だと考えられます。

血流が悪いと体中に新鮮な血液が回らずに、体が冷えてしまいます。

冷え性と聞くと手足が冷たくなっている状態を思い出しますが、背中やお腹なども冷たくなることがあるのです。

他にも、

・目の下にクマがある

・唇の色が悪い

・首が寒い

・トイレが近い

などの症状がある場合は冷え性の可能性が高いです。

 

背中に冷たい感覚がある原因

背中に冷たい感覚がある、冷え性かもしれない。

ではなぜ冷え性になってしまうのでしょうか?

冷え性になる原因について解説します。

・食生活…ダイエットのために無理な食事制限をしたり、偏った食事をしている

・運動不足…筋肉を動かさない生活

・薄着…オシャレのために冬でも薄着をしている

・温めすぎ…温めすぎると体が自然に冷やそうとする

・ストレス…ストレスがたまると自律神経がみだれる

・体の締め付け…キツイ下着をつけている

・体のゆがみ…体にゆがみが生じると毛細血管がつまってしまう

これらが原因となって、血の流れが悪くなり、冷え性になっていると考えられます。

また、最近では冷暖房の普及で体温調節ができない、汗をかかない生活をしていることも冷え性の原因と考えられます。

 

背中が冷えるのは病気のサイン?

背中の冷えの原因が冷え性なら温めればいいか、と安心するのは待ってください。

背中が冷えるという症状は病気のサインかもしれません。

背中が冷えるときに考えられる病気について解説します。

 

貧血

貧血になると、血流が悪くなり冷え性になります。

・めまいや立ちくらみがある

・すぐに疲れてしまう

・耳鳴りがする

・動悸や息切れがある

上記のような症状が現れる場合は貧血の可能性があります。

体の冷えが病気の原因になっていることもあれば、病気が原因で冷えを感じる場合もあります。

どちらにしろ、少しでも異常を感じたら病院を受診することが大切です。

 

狭心症

狭心症になると、血管が細くなり血液の量が減るため、冷えを感じるようになります。

冷えのほかに、安静にしているときに胸のあたりが苦しくなる、咳がよくでるようになったなどの症状がある場合は狭心症かもしれません。

 

糖尿病

糖尿病の人は冷え性になりやすい傾向にあります。

血が糖でドロドロになっていたり、血管が詰まっているのが原因です。

・のどが渇く

・尿が泡立つ

・立ちくらみやだるさがある

このような人は糖尿病の可能性があります。

 

動脈硬化

動脈硬化とは動脈が硬くなり、弾力がなくなったせいで、血流が悪くなったり、血栓ができて血管が詰まってしまう病気です。

血流が悪くなるので、冷えがおこるというわけです。

・高血圧や喫煙

・運動不足

が原因になっていることが多いようです。

手足のしびれやしゃべりにくい、頭痛がするという場合は動脈硬化の症状が進行している場合があります、すぐに病院を受診してください。

 

 

背中が冷たいと感じたときの対処法

体が冷たいと感じたとき、とりあえず何とかしたいと思いますよね。

体が冷たいと感じたときの対処法について解説します。

 

温かい飲み物を飲む

体が冷えているときは、温かい飲み物を飲んで体の中から温めましょう。

ホットミルクや紅茶など、ゆっくりと飲んでください。

さらに、その中にすりおろしたショウガを入れると効果的です。

ショウガをすりおろす時間がないという人はチューブ入りのショウガで大丈夫です。

これなら、職場に持っていくこともできますね。

コーヒーは体を冷やすので飲まない方がいいでしょう。

 

適度に温める

もし仮に、

・冬なのに薄着をしている

・夏は冷房の効いた部屋にいて体が冷えている

という方は適度に体を温めてください。

もう1枚羽織物を着たり、ブランケットをかけて足を温めたりする程度で大丈夫です。

寒いからと温めすぎてしまうと、脳から「体を冷やせ」という指令が出てしまい、かえって体を冷やしてしまうことになりますから、気をつけてください。

 

ストレッチをする

ストレッチをすると血流がよくなり、体が温まってきます。

とくにデスクワークなどでずっと同じ姿勢をとっている人は、休憩のたびに軽くストレッチをするといいですよ。

 

カイロや蒸しタオルで温める

冷えを感じる場所を直接温めるのも効果的です。

もちろん温めすぎるのはよくありませんが、冷えがひどい場合はカイロや蒸しタオルを使って温めてください。

これらの方法を試せば、一時的ではありますが、つらい冷えの症状を緩和することができます。

 

手をマッサージする

血流を良くし、体を温めてくれるツボが手の甲側、手首の真ん中にあります、ツボの正確な場所がわからなくても、手にはたくさんのツボがあります。

手をマッサージしていると体がポカポカしてくるのでおすすめです。

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背中に感じる冷たい感覚を予防する方法

背中が冷たいと感じる原因、対処法について解説してきましたが、対処法を実践することによって一時的に冷えを緩和しても根本的な解決にはなりません。

冷えは万病のもと、体温が一度下がれば病気のリスクがあがると言われています。

最後にこのつらい冷えを予防する予防法について解説していきます。

 

体を内側から温める

冷えを予防するには食生活が大切です。

暴飲暴食が悪いということはもうすで知っている方も多いでしょうが、それだけではなく、食べ物には体を冷やす食べ物と温める食べ物があります。

冷えを予防するためには体を温める、冬が旬のショウガやカボチャ、ニンジンやネギなどの土の中にできる野菜をとるようにしましょう。

また、牛肉や鶏肉は体を温めますが、豚肉は体を冷やすので取りすぎに注意してください。

また、夏に冷たい飲み物やアイスを食べすぎるのもやめた方がいいでしょう。

夏でも温かい飲み物を飲むことをおすすめします。

 

運動をする

運動をして筋肉を動かすと、血流がよくなり体が温まります。

ウォーキングなどの軽い運動を続けることが大切です。

下半身は血流が悪くなりやすいので、足を動かし、血流をよくすることで体全体が温まってきます。

 

ゆっくり入るお風呂タイム

体を温めたいからと熱いお湯に入っても意味がありません。

ぬるめのお湯にゆっくり入って体の芯から温まるようにしましょう。

 

オシャレもほどほどに

オシャレをしたいという気持ちもわかりますが、きつい下着や洋服で体を締め付けると血流が悪くなってしまいます。

また、寒いのに我慢して薄着で過ごすのも体を冷やす原因になってしまいます。

貧血で顔色が悪い、冷え性がひどくなって病気になってしまってはせっかくのオシャレも台無しです。

無理のない程度に、オシャレを楽しむようにしましょう。

 

禁煙・禁酒

たばこを吸うと血流が悪くなってしまいます。

できるだけたばこは控えてください。

また、アルコールもよくありませんので、飲みすぎには注意が必要です。

これらの予防法を実践し、冷えから体を守るようにしましょう。

冷え性はすぐに治るものではありません、継続的に規則正しい生活を続けることが大切です。

また、背中の冷えの他に気になる症状があるときは病院を受診することをおすすめします。

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