人差し指が痛い原因と対処法!痛むのは関節か根元か?

物や人に触れる機会が多い指。

怪我をするのも必然的に多くなってしまう人も少なくないと思います。

特に人差し指は物を触る上で一番触れる機会も多いのではないでしょうか。

しかし、そんな人差し指が突然痛みだしたら原因はなんなのでしょうか?

今回は人差し指の痛みにスポットを当て、その痛みが関節なのか、根元なのかという場所によっても痛みの原因や対処法を詳しく解説していきます。

では、早速見ていきましょう。

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人差し指が痛い原因とは?

部位に限らず、人差し指が痛いという症状の原因は「炎症」にあると考えられます。

例えば、外からの衝撃で負傷してしまい、血が出てしまう様な怪我または打撲。

内側で血管などの組織が腫れて炎症してしまって、外見ではわからない痛みなどもあります。

もちろん、骨折や捻挫なども痛みの原因になり得ますね。

また、怪我の原因もさまざまで、運動中になってしまったり、ストレスでもなる可能性があるので、いついかなるときでも指が痛くなってもおかしくはありません。

特に年齢を重ねて行くと、転んだりした衝撃で怪我をしたり、体内の組織等も若い頃よりも衰えて行くために何もしていない状態でも炎症が起きやすくなります。

加齢は気をつけて行きたいと思っていてもどうしようもないケースが増えてしまいがちなのです。

 

人差し指が痛い。その場所は関節?根元?

人差し指が痛み出し、特に目立った外傷がない場合。

まずはどこが痛むでしょうか?

指の場合は主に関節または根元が痛むことが多く、それぞれどこが痛むかによって病名が付いたりもします。

例えば、関節の場合はリウマチや痛風などが代表的です。

昔こそ年配の人がなる病気とされてきましたが、現在は若い世代でもストレスや過労が原因で症状が出ます。

また、根元の場合は指や手の酷使による腱鞘炎やばね指の可能性が高いとされています。

痛みとプラスして根元がこわばって指が曲げられない、自由に動かせない場合は特にそういった病状を疑ったほうが良いでしょう。

病気によっては見た目で症状が明らかなものもありますが、傷が見えない内側の炎症は自己治癒で治りにくいものもありますので放置は厳禁です。

痛みを感じたらまずは整形外科に診察に行ったほうが良いでしょう。

 

人差し指の関節が痛いときに考えられる病気

上記でも一部紹介させていただきましたが、こちらでは人差し指の「関節」が痛いときに考えられる病気を症状などを加えて解説していきます。

手を使う仕事の人、主婦の方には特に注意してほしいものもありますので、必見です。

 

変形性関節症

40代の女性がなりやすい病気のひとつに「変形性関節症」があります。

これは更年期障害などのホルモンバランスが崩れた際に発症するといわれている病気なのですが、名前の通り痛みとともに指の関節が変形するのが特徴的です。

変形性関節症の中には第一関節が変形する「ヘパーデン結節」と第二関節が変形する「プシャール結節」の2つがありそれぞれ症状も異なります。

「ヘパーデン結節」は第一関節はぷっくりと真っ赤に腫れ、見た目にも痛そうな症状で、指を曲げる際に痛みを伴います。

真っ赤に腫れた患部は水ぶくれのようになる時もあり、日常生活にもものが持ちづらかったりもします。

「プシャール結節」は症状は「ヘパーデン結節」とほぼ同じなのですが、異なるところは症状が第二関節に出ることと、発症の9割は女性だということです。

治療法はテーピングや処方薬を飲むことに加え、ひどい場合は注射をして症状を軽くする場合もあります。

さらに骨が変形するため、手術をする可能性もあります。

 

膠原病(こうげんびょう)

全身の複数個所が炎症を起こすといわれている「膠原病」は直接的な原因が指にはなく、血管や組織にあるとされています。

ストレスによる免疫力低下や栄養不足が原因で発症するケースが主で予防策としては、栄養のある食事や適度な運動など健康的な生活を続けることにあります。

 

リウマチ

朝方に関節が痛み出したりしたときに疑った方がいいのが「リウマチ」です

遺伝で発症する場合も多く、正確な原因は不明と言われていますが、免疫細胞の異常で症状が起きるといわれています。

血液検査で分かる場合が多く、検査すればすぐにわかります。

リウマチは炎症を起こすため、温めることを躊躇する人もいるようですが、適度な温めと適度な冷却をすることを推奨されています。

 

人差し指の根元が痛いときに考えられる病気

指の根元は指を動かすうえでも重要な役割をする箇所です。

そのため、指を酷使することで根元を痛める人も少なくありません。

こちらでは人差し指の根元が痛いときに考えられる病気を紹介します。

 

腱鞘炎

指に限らず、主に手先で起こるのが腱鞘炎です。

・編み物やパソコンのキーボードの叩きすぎ

・ペンで絵や文字を書きすぎ

このような場合などに起きがちな病気です。

若い世代よりも年齢を重ねた人がなりやすく、痛みが伴います。

指のこわばりや物がつかみにくい症状も現れます。

腱鞘炎単体でも発症しますが、糖尿病の人は腱鞘炎になりやすくなったりもします。

また、腱鞘炎のさらに悪化したものを「ばね指」と言い、指の変形が出るので、見た目にもわかりやすいものとなります。

 

腎臓障害

一見、指に関係ないように思えますが、腎臓の機能低下などの障害があることで稀に指の根元が痛むことがあります。

むくみと痛みはマッサージなどでは改善しにくく、食生活などで改善される可能性が高くなります。

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人差し指の根元が痛いときに出来る対処法

痛みや腫れなど様々な辛い症状が出る人差し指。

指は触角をつかさどる場所だけあり、痛みもなお感じやすいです。

そんな症状になったら、まずは何ができるのでしょうか?

こちらでは対処方法について解説していきます。

 

指を使うことを控える

シンプルながらも一番重要なのが指を使わないことです。

実は腱鞘炎はスマホが原因でもなり得る可能性があります。

現代人にはつらいでしょうが、スマホ、マウスなど指を使用する行為は極力少なくしましょう。(最近は手に優しいマウスなども販売しています)

仕事などで触らなければいけない場合でも休憩時間を設けて、休ませてあげましょう。

場合によっては軽くマッサージしてあげるのもいいかもしれません。

触ると痛みが増す場合は冷やす程度に収めて置くのがいいですね。

 

ホルモンバランスを整える

女性の場合は生理前後や妊娠中、更年期障害などホルモンバランスの乱れで腱鞘炎、ばね指など様々な病気になる可能性が高くなります。

ホルモンバランスを整えるのはなかなか難しいですが、サプリや女性ホルモンの働きを助ける豆乳イソフラボンを摂取することで整えられるとされています。

予防法にも使用できる方法ですが、入浴の際に手を動かしたり、マッサージしたりすると血流の流れも良くなり、症状の改善にもつながります。

 

サポーターなどで固定する

指を使うことを控えるということを解説しましたが、日常生活において完治まで指を全く使わないというのはほぼ不可能に近いです。

病院に行った際にも購入できるかと思いますが、サポーターを用いて患部を固定して骨や組織を正常な状態に回復させていく方法も有効的です。

病院に行く前は家にあるサポーターやハンカチなどで固定してみるのもいいでしょう。

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