顔の頬が痙攣する原因は何?対処法についても解説!
別に痛くはないけれど、頬がピクピクと痙攣して気持ち悪いという経験をしたことがある方はいらっしゃいませんか?
ただ、不快感があるだけでも長く続けば、つらくなってしまいます。
なぜ、頬に痙攣が起こるのでしょうか?頬が痙攣したときはどうすればいいのでしょうか?
今回は、
・顔が痙攣する原因
・顔が痙攣する時の対処法
・顔の痙攣を予防する方法
上記のことを中心に解説をしていきます。
では、早速見ていきましょう。
今回の流れ
頬が痙攣する顔面痙攣とは・・・?
頬が痙攣する原因として考えられるのは、顔面痙攣です。
目の周りから始まって、頬から口へと痙攣が起こるようになってきます。
痛みはありませんが、自分の意志とは関係なく頬がピクピク動くというのは気持ちが悪いものです。
初めのうちは痙攣する時間も短いく、たまに痙攣するくらいなのですが、ひどくなると痙攣する時間も長くなり、頻繁に起こるようになります。
そうなる前に、病院を受診することが大切です。
頬が痙攣する原因は何?
頬が痙攣するのが顔面痙攣によるものだとしたら、なぜ顔面痙攣は起きてしまうのでしょうか?
顔面痙攣が起こる原因について解説していきます。
・高血圧や糖尿病
・喫煙習慣
・脳腫瘍や動脈瘤
・ストレスや疲れ
これらの原因で顔面痙攣が起こる可能性があります。
顔の神経は、脳を通り、耳を通ってから顔の筋肉へとつながっています。
その神経が圧迫されることで痙攣が起こるのです。
高血圧や糖尿病になっていると、動脈硬化がおこり、硬くなった血管が神経を圧迫してしまうと考えられます。同じ理由で喫煙習慣がある人も注意が必要です。
頬が痙攣する時の対処法は?
頬が痙攣するという、不快な症状が出てしまった時はどうすればいいのでしょうか?
顔面痙攣は命にかかわる病気ではありませんが、不快で仕方ないですよね。
頬が痙攣したときの対処法について解説していきます。
病院での治療
顔面痙攣が疑われる場合は、必ず病院を受診するようにしましょう。
顔面痙攣自体は命にかかわる病気ではありませんが、その原因となる、
・高血圧や糖尿病
・脳腫瘍や動脈瘤
などは命にかかわることも考えられます。
顔面痙攣の原因が何なのかしっかり検査してもらうことも大切です。
病院で顔面痙攣の治療として行われるのは、筋弛緩薬(きんしかんやく)や抗てんかん薬、抗不安薬などの投薬治療。
痙攣している部分に注射で薬を入れる治療、場合によっては手術で神経を圧迫している血管や腫瘍を取り除く治療が行われます。
受診する時は脳神経外科や神経内科のある病院をおすすめします。
食事に気を付ける
動脈硬化の対策として大切なのは、食事に気を付けることです。
青魚や野菜中心のバランスのよい食事を、1日3回きちんと取ることが大切です。
暴飲暴食やアルコールの取り過ぎには気を付けるようにしましょう。
睡眠をしっかりとる
睡眠をしっかりとって、ゆっくり体をやすめることも大切なことです。
睡眠をとることで疲れを取り、免疫力を高めることができますし、ストレスを解消することができます。
ストレスを取り除く
ストレスがたまると免疫力が落ち、血液の流れも悪くなってしまいます。
しかし、ストレスをためないというのはなかなか難しい物です。
そこで、大切なのは、自分なりのストレス発散方法を見つけておくということです。
日ごろから、少しずつストレスを発散することで、ストレスを溜め込まない生活を送ることが大切なのです。
顔面痙攣の原因を治療する
顔面痙攣の原因が高血圧や糖尿病である場合、原因をしっかり突き止めて治療することが大切です。
顔面痙攣だけでなく、高血圧・糖尿病の治療も忘れずに行いましょう。
適度な運動
動脈硬化の予防・対策には適度な運動が必要です。
・軽いジョギング
・ウォーキング
などをできるだけ毎日続けるようにしましょう。
無理な運動をして、1日でやめてしまっては意味がありません。
無理のない程度に毎日続けられる運動をするようにしてください。
たばこはやめる
タバコが体によくないことは知られていると思いますが、動脈硬化にも影響を与えてしまいます。
禁煙することが大切ですが、まずは吸う本数を減らすことからはじめていきましょう。
これらの対処法と病院での治療で、顔面痙攣を治すことができます。
しかし、悪化すると寝ている時にも痙攣が起きたり、食べたり飲んだりすることが困難になってきてしまいます。
悪化する前に、治療することがとても大事なのです。
頬の痙攣が気になったら早めに病院を受診するようにしてください。
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顔面痙攣の症状~進み方~
顔面痙攣を発症したら、早めに病院を受診して、治療することが大切なのですが、それでは顔面痙攣はどのような症状で始まり、どのように進んでいくのでしょうか?
顔面痙攣の症状について解説していきます。
初めに感じるのは目の痙攣や違和感といわれています。
瞼がピクピクする、目の周りに違和感があるという症状や自分の意志とは関係なく片目だけつぶってしまう、目を開けているのがつらいという症状があらわれます。
症状が気になってくるこの段階で、病院を受診することが理想ですが、この時はまだ気になる程度で病院を受診しようと思う人は少ないのかもしれません。
だんだんと痙攣は下へ降りていきます。
頬がピクピク痙攣したり、口元が痙攣する、顔がひきつる感じがするなど、はっきりとした異常がでてきて、これはおかしいと思うようになるのではないでしょうか。
痙攣の頻度も多くなり、つらい症状が続きます。
車の運転ができなくなる、歩いていると壁にぶつかってしまう、食事を取る時も口が痙攣をしているため、こぼしてしまうようになるなど生活に支障をきたすようになってしまいます。
そして、顔がひきつり、口が曲がってしまいしゃべりにくくなってしまうと、外出することも嫌になってしまい、中にはうつ病を発症してしまう人もいるのです。
顔面痙攣の発症率は女性の方が男性より多くなっています。
女性ですとなおさら人目を気にして外に出られなくなってしまう気持ちもわかりますね。
顔の頬が痙攣する症状を起こさないための予防法
命にかかわる病気ではないものの、できれば起きてほしくない顔面痙攣。
つらい症状に悩まされないために、顔面痙攣を予防する方法について解説していきます。
規則正しい生活
動脈硬化を防ぐために、
・バランスの良い食事をとる
・適度な運動をする
・しっかりと睡眠をとる
といった、規則正しい生活が大切になってきます。
当たり前のことですが、この当たり前が難しくなっている現代社会ですから、規則正しい生活を送ることを心がけていきましょう。
たばこ・アルコールは控える
たばこもアルコールも動脈硬化を引き起こす原因となります。
できるだけ控えることが大切です。
そして、少しでも体の異常を感じたら、きっぱりやめることをおすすめします。
ストレスをためない
規則正しい生活でバランスの良い食事を取り、ゆっくり休むというのはストレスをためないためにも大切なことです。
他にも、自分の好きなことをする時間を見つけたり、仕事を忘れる時間をつくるなど、自分なりのストレス解消法を探しておきましょう。
そして、何より大切なことは少しでもおかしいと感じたらすぐに病院を受診することです。
悪化してしまう前に、きちんと治療することで不快な痙攣から解放されることができます。