突然ふくらはぎに激痛が?歩けないくらい痛いとやばい?

足のパーツの中でも太いとお悩みの人も多い「ふくらはぎ」。

特に日本人は骨格の関係でふくらはぎに筋肉が付きにくいとされており、様々な症状の原因にもなり得る可能性が高いようです。

そして、ふくらはぎは足の中でも血液を流すポンプ的な役割を果たすことから、重要な場所ともされています。

今回は、

・ふくらはぎに激痛が走る原因

・ふくらはぎに激痛が走ることで考えられる病気

・歩けないぐらい痛い場合の対処法

といったことについて解説していきます。

では、早速見ていきましょう。

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ふくらはぎに激痛が走る原因

ふくらはぎに突然の激痛が走った場合、多くの人は、

・肉離れ

・足がつった

と思うでしょう。

どちらも症状は突然の激痛で、経験がある人は特にそう感じることが多く、実際にスポーツを行っている場合はその可能性も高くなっていると思います。

原因は多々ありますが、その他に「筋肉痛」も挙げられます。

筋肉痛の場合は突然というよりは数時間前や前日に運動をして気づいたら痛みを感じているという感じでしょう。

しかし、個人差もあるので、突然の激痛を覚える人もいるかもしれませんね。

また、

・肉離れ

・足がつった

・筋肉痛

といったの状は一過性のもので放っておいても完治する場合が多いですが、それとはまた異なった原因なのが「血行不良」です。

歩くと激痛が走りますが、休むとすぐに治まっているといった症状は非常に危険です。

「血行不良」は足だけではなく、心臓など体全体の危険を生みますので、早急に病院に行くことをおすすめします。

 

ふくらはぎに激痛が走ることで考えられる病気

激痛が走ることはふくらはぎだけではなく、どこになっても辛い症状だと思います。

特に症状によっては痛みの治療法や対処法も異なってきます。

こちらでは、ふくらはぎに激痛が走ることで考えられる病気を発症理由などと一緒に解説していきます。

 

肉離れ

上記でも挙げた「肉離れ」は今回解説した症状のポピュラーなものと言ってっも過言ではないと思います。

筋肉の急な伸縮によって筋肉の膜が引き伸ばされて起こるもので、子供の時は症状が出にくく、高校生以降に症状が出るとされています。

筋肉の柔軟性により、なりやすい人となりやすい人がいるのですが、通常成人を過ぎると柔軟性の低下により、肉離れになる人が増えてきます。

肉離れはひとつの症状に限らず、三段階からなっています。

初期症状の第一段階では激痛とまでは行かず、足に違和感があるのみです。

第二段階で患部を触ることによって、痛みが感じられ、場合によっては激痛が走る人もいます。

最後の第三段階では患部が凹み、激痛が走り歩けないぐらいの痛みに見舞われています。

この第三段階で「肉離れだ」と気づく人が多く、代表的な症状と言えます。

スポーツ的な治療では、安静にして、冷やして固定、患部を挙げておくのが基本の治療法と言われています。

 

坐骨神経痛

ふくらはぎの激痛にプラスして太ももやお尻等に痛みを生じるのが坐骨神経痛です。

坐骨神経とは足の指からお尻にかけて通っている大きな神経で坐骨神経が悪化することにより様々な病気の原因となります。

「坐骨神経痛」は坐骨神経に刺激を与えたり、圧迫されていることで生じる病気で、下半身の多くの箇所でしびれ、激痛を走る可能性があります。

坐骨神経痛事態がどんなことが要因で起こるかはっきりしたことがわからないのが大半の坐骨神経痛であり、急に痛む人も少なくはありません。

また、ヘルニアなどの病気を併用して発症する場合もあり、日常的に辛いと感じたらマッサージを受けに行くことも改善策のひとつともいえます。

 

下肢静脈瘤

下肢静脈瘤はふくらはぎの動脈が異常を起こしていることで血液が逆流し、血液が一か所に滞ってしまう病気です。

滞った血液は徐々に溜まり、血管が太くなっていきます。

初期症状では自覚はほぼなく、

・足のむくみ

・足のむくみによるかゆみ

・倦怠感が出てくる

といった症状でで気づく場合もあります。

しかし、症状に気づかす、放置しておくことでふくらはぎの激痛や足がつりやすくなるといった症状も出てきます。

人によってはそういったことも起こらず、自覚症状がずっと出ないという場合もあるので、積極的に検査をうけることをおすすめします。

 

急性動脈閉塞

足には大きな動脈が通っています。

その動脈が突然詰まってしまうのが「急性動脈閉塞」です。

動脈は体の中でも大切な部分にもなっていることから、最悪、死に至るケースも。

動脈が詰まってしまうことで正常に流れなくなった血流は滞り、ふくらはぎに激痛やむくみ、冷えを起こします。

場合によっては足の血行も失われて、血色の悪い紫色になる可能性もあります。

壊死の可能性もあり、完治には手術をするここともありますが、軽度の症状の場合は投薬のみで完治する人もいるそうです。

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歩けないぐらい痛い場合の対処法

急な激痛は歩くことも困難になります。

実際、経験した人はわかるかと思いますが、肉離れ、足がつるだけでもかなり辛く、痛みが過ぎるのを辛いながらに待つしかありません。

しかし、長く続く激痛を少しでも緩和したい場合はどうしたらいいでしょう?

こちらでは歩けないぐらい痛い場合の対処法について解説をしていきます。

 

ビタミン、ミネラルの補給

ビタミン、ミネラルは体を作ることでも欠かせない栄養成分です。

特にミネラルは不足することで足がつる原因にもなります。

ビタミン、ミネラルは体内で作ることができない成分と言われており、外から取り入らないといけない成分とされています。

野菜や果物などがおすすめではありますが、一度にたくさん摂取するのは難しいかと思います。

忙しいときなどはサプリメントに頼るのも悪くはないでしょう。

コンビニなどでも気軽に入手可能なので、是非購入してみてください。

 

負担をかけない

足に激痛が走った際は無理に動かしてはいけません。

逆に悪化の可能性もあるので、スポーツ途中の人は一旦動きを止めて痛みが去るまで待機しましょう。

移動中や作業中の人は腰を落ち着ける場所に座ったり、ベッドに横になることをおすすめします。

病院に行く場合は車やタクシーなど移動が楽な方法で行くのもおすすめです。

 

血行促進

今回解説した突然の激痛には、血行不良も大きな原因と言えます。

直接痛い患部を触るのは辛いと思うので、触って血行促進する場合はあくまでも患部の周辺のみがおすすめです。

その他にも、入浴することで血行促進効果も期待できます。

熱い温度のお湯に一瞬浸かるよりも、ぬるめのお湯に長めに浸かる方が全身の血行が良くなるのでおすすめです。

 

痛みが続く場合は病院へ

すぐに激痛が治まってしまった場合は特に問題ないのですが、痛みがしびれなどが長く続く場合は要注意です。

外科または整形外科に行って正しい診察を受けましょう。

場合によっては上記で解説した病気などの可能性もありますので、早期発見が完治への近道となります。

最悪の場合は手術ですが、早期の場合は投薬やマッサージ施術のみで完治の可能性も高くなります。

普通の日常生活を過ごすために、少しでも心配な症状があったら気軽に診察を受けてくださいね。

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