生理が予定日より3日・4日遅れてる!原因や妊娠の可能性はどれくらい?
女性の生理は一般的に28日周期でやってきます。
最後の生理終了日から28日後が次の生理日ではありますが、そう上手く行かないのが人間の体なのです。
3日〜4日早かったり、遅れたりすることもあるのです。
しかし、早いならばまだしも、遅れているのは妊娠の可能性もあり、心配になりますよね。
今回は、
・生理が予定日より3日・4日遅れている原因
・生理が予定日より3日・4日遅れている時の対処法
・生理が予定日より3日・4日遅れている時の妊娠の可能性
といったことについて解説していきます。
では、早速見ていきましょう。
今回の流れ
生理が予定日より3日・4日遅れてる原因
生理の周期は「一般的」には28周期でやってはきますが、全ての女性がそうとは限りません。
いつも周期通りに来ていた人が急に今月は遅い…なんて良くある話ですからね。
しかし、この3日・4日遅れてるというのは女性の体の変化を見る目安になると言われています。
理由は排卵日から生理が来るまでの誤差が〜2日とされているからです。
ピルなどの薬を服用したことにより、排卵機能を抑えられて遅れていることも考えられますし、
・ストレスや栄養バランスの乱れ
・運動不足やダイエット
も原因になり得ると言えます。
といっても、人間の体は不確定なことが多いのも事実です。
単純に排卵が遅くなっているという可能性も充分にあります。
また、生理が予定日より遅れている場合、婦人科系の病気になっている可能性もゼロではありません。不安な場合は病院で検査を受けることもおすすめですよ。
生理を早めることは出来ないの?
生理が遅れている場合、妊娠への不安の問題や旅行等の問題で「1日でも早く生理を早めたい!」という人もいるでしょう。
しかし、生理を早めるのに確実な方法はあるのでしょうか?
こちらでは生理を早める方法について解説していきます。
ピルの服用
避妊の薬と思われがちな「ピル」ですが、それだけではありません。
ピルは簡単に言うと女性ホルモンを増やす薬です。
ピルに含まれるホルモンが子宮の性質を変化させ、生理になる=妊娠しにくい体作りをするのです。
しかし、ホルモンを多く体内に入れてしまうと、不調や病気の原因ともなるので、避妊用のピルはホルモン量の少ないものとなっています。
現在、日本ではピルは医師の処方が無いと服用することは出来ません。
なので、入手するには婦人科系の病院にかかる必要があります。
服用は生理が始まった思春期から可能で、
・生理前症候群のイライラ
・倦怠感や生理中の痛みが軽くなる
といったことでも知られています。
生理を早めるのには一番確実な方法でもあります。
ハーブの活用
以下の方法はピル服用よりも効果があるか否かは人それぞれですが、体には優しい方法。
「アロマオイルの活用」は何もリラックスによる生理促進ではなく、ハーブの中には生理を早める物も存在します。
中でも熱帯樹木のイランイランは生理不順にぴったりのもので、ハーブはもちろんのことアロマオイルなどでも幅広く普及しています。
ストレス解消に対しても効果を期待することができます。
その他にもローズやジャスミンなども効果的なので、そういったものを合わせてみるのもアリですね。
ツボ押しをしてみる
人間の体には場所によって、疾患等に効くツボがあるとされています。
日本でも指圧マッサージのお店がたくさんありますよね。
「あん摩マッサージ指圧師」は国家免許ともなる職業です。
さて、生理を早めるツボを紹介しましょう。
何種類かあるのですが、その1つが「血海(けっかい)」と呼ばれる場所です。
子宮の血流改善のツボとされている場所で膝上から指3本分上の足の内側にあります。
押してちょっとしこりの様なものがあると血行が良くないとされています。
痛すぎず、軽過ぎずの強さで押して、離す。を繰り返します。
1回大体3秒ぐらい押すのが良いでしょう。
20回程やって1セットです。
あまり押し過ぎも良くないのでやり過ぎないのがポイントです。
血流促進
上記のツボの項目でも解説しましたが、生理を早めるポイントとしては血行を促進して、排卵を早めることです。
ツボを刺激して血行促進も良いのですが、
・生姜などの体を温める食材を食べる
・温かいお茶を飲んでみる
といったことも血行促進に繋がります。
その他にも、浴槽への入浴や運動も効果的です。
逆に体を冷やす行為は逆効果なので、注意するようにしましょう。
特に夏場はクーラーの聞いた部屋や冷たい飲み物などは要注意です。
そのせいで生理が遅れている可能性もありますので、生理が近づいてきたら、積極的に体に優しい温かい物を摂る様に心がけましょう。
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生理が遅れてることで考えられる病気
単純に生理が遅れている=妊娠ならばハッピーな気分になる人も多く、幸せなのかもしれませんが、生理が来ない理由は単純に妊娠だけではありません。
こちらでは生理遅れてることで考えられる病気について解説していきます。
無月経
極端な例かもしれませんが、異常に3ヶ月以上来ない無月経状態の場合。
女性は主に妊娠中や授乳中、また50代前後の閉経後は生理が来ません。
しかし、妊娠中でも授乳中でもなく、まだ若いんですけど!?という方の無月経は病気の可能性が高いです。
世の中には元々生理が来ない体質の人というのが少なからず存在します。
生理が来ないということは赤ちゃんを産める体作りが正常に行われていないということ。
すなわち、妊娠が難しくなるということです。
その他にも女性ホルモンの減少によって、
・骨の疾患や肌トラブル
・精神面での疾患
といった症状がが現れる人もいます。
無月経の定義は「3ヶ月以上生理が来ない」というものなので、3ヶ月生理が来ない場合はまずは病院に行きましょう。
高プロラクチン症
聞き慣れない「高プロラクチン症」という病名。
主な原因はピルの服用で、ピルを服用していない人に限ってはストレスが原因で起こるホルモン異常とされています。
症状は生理が来ないことの他に、
・吐き気
・めまいや倦怠感
といった症状が現れます。
また、妊娠していないのに授乳が出ることから「妊娠した?」と錯覚する人も少なくありません。
また、妊娠した際に流産の可能性も出てくると言われています。(プロラクチンの値が固いことにより流産を誘因するという見解も挙げている医師もいる為)
治療には薬や最悪、手術等の方法が用いられますが、ストレス解消や自律神経を整えることで完治することもあります。
生理が予定日より3日・4日遅れている場合の妊娠の可能性
生理が遅れていることで思い当たる節がある人は妊娠を疑うのは自然なことだと思います。
ピルを服用している場合でも妊娠の可能性は低いながらもあります。
また、妊娠検査薬が使用出来るのは生理予定日より2週間経った辺りからで、こういったことを考えると生理が予定日より3日・4日遅れているだけでは妊娠は考えにくいということです。
確かに3日・4日遅れてるのは不安材料にもなりますが、妊娠検査薬を使用するにはまだ早い段階なのですよね。
市販の検査薬でも、病院でも3日・4日遅れてるだけでは何の確証も持てないので、そういった点でも不安は増すばかりなのですよね…
いつもより生理周期がずれてきてしまった場合は妊娠ではなく、逆に妊娠よりは何かの婦人病を疑った方が良いでしょう。
生理が来ないのは妊娠ではなく、実は隠れた病気の可能性がありますよ。