生理が40日以上来ない!遅れている原因と対処法を解説!
毎月やってくる生理は痛いし、煩わしいし、決して喜ばしいものではありません。
しかし、生理が来ないのは来ないで不安になりますよね。
生理が来ないのは妊娠または病気の可能性もあり、様々な原因が頭を巡ってしまいます。
そんな生理、どれくらいの期間来てないですか?
今回は、
・生理が40日以上来ない原因
・生理がなかなか来ない時に考えられる原因
・生理がなかなか来ない時の対処法
といったことについて解説していきます。
では、早速見ていきましょう。
今回の流れ
生理が40日以上来ない原因
女性の生理の正常な周期は25日~38日と言われています。
6日以内のズレは許容範囲なので、気にする必要はありません。
そして、生理予定日から数えて2週間後には妊娠検査薬が使用できます。
若い年頃の女性はまずは「妊娠」という言葉が頭をよぎる人もいるかと思います。
しかし、見方によっては生理が40日以上来ないのは単純に遅れているだけなのかもしれません。
人によっては大した問題にはならないのですが、例えば、生理周期が25日で突然40日以上来なくなった場合は不安になりますし、ちょっと心配ですよね。
生理が遅れる原因は様々あるのですが、ひとつはストレスです。
ストレスは男女問わず不調の大きな原因にもなり得るもので、女性の生理にダイレクトに影響を与える可能性も大きいです。
ストレスで婦人科系の病気にかかる場合もあるので、生理の遅れは決して軽く見て良いものではありません。
そして、40代ごろの女性の生理が遅れている場合は閉経の可能性もあります。
言わずもがな、生理が終わって、赤ちゃんが出来る体作りが終了するときです。
早くて30代後半で閉経を迎える人もいるようですが、原因がわからない場合はまずは婦人科で診てもらうのが近道でしょう。
生理が遅いことで考えられる病気
生理が来ないことは、女性の体が赤ちゃんを産む準備ができにくいと言っても過言ではありません。
単に生理が遅いというだけではなく、何か別の病気の可能性も出てきます。
こちらでは軽く見てはいけない「生理が遅いことで考えられる病気」について解説していきます。
症状なども細かく解説しますので、当てはまる人は要注意ですよ。
多嚢胞性卵巣症候群
不妊の原因として挙げられるのがこの「多嚢胞性卵巣症候群」です。
脳の指令に異常を来して、男性ホルモンの分泌が過剰になってしまいます。
そのため、女性の体を排卵がうまくできない生理が来ない状態にしてしまいます。
月経異常の原因、女性の体の男性化させる病気とされており、糖尿病患者の人がなりやすい病気ともされています。
患者さんの中には肥満の人が多く、改善治療として肥満改善も挙げられています。
また、血管の疾患も「多嚢胞性卵巣症候群」の症状とされています。
生理の遅れだけではない様々な症状の可能性がありますので、生理が予想より遅れている場合は婦人科への早急な診察が必要ですよ。
稀発月経
生理の周期が日常的に39日以上になっている人は「稀発月経」と呼ばれています。
これは上記の「多嚢胞性卵巣症候群」も原因となっていますが、女性の排卵において何かが原因で異常が出ている可能性が高いです。
30代の早い段階でなる閉経も稀発月経につながっているとされており、人により「稀発月経」の原因は様々とされています。
血行不良
女性ならば一度は聞いたことのある生理の敵。それは「血行不良」です。
血行不良は冷えが原因でなることもあり、生理中の女性の体は冷えに非常に敏感になっています。
そのため、血行不良を引き起こす場合も。
夏は冷房、冬は外の辛い寒さと日常生活は年中冷えにさらされやすくなります。
対策としては食べ物や洋服などの重ね着。
夏はひざ掛けやカーディガンで体温調節するのがいいでしょう。
血行不良により、生理痛が辛くなる可能性もありますので、冷えには十分注意してくださいね。
日常生活の乱れ
上記でも紹介した通り、日常的に感じるストレスや疲労は体の不調に大きな影響を与えます。
それは生理だけではなく、幅広い不調を生み出します。
ストレスの他にも、食生活。運動不足。睡眠不足も不調の原因と言えるでしょう。
食生活は過食、好きなものばかり食べるのではなく、野菜や肉、魚をバランスよく食べるのがいいでしょう。
間食は控えめに。1日3食を心掛けて、運動も激しいものをやるよりは程よく体を動かすと健康な体に近づきます。
1日30分歩くだけでも十分な運動です。
また、睡眠時間も出来れば多くとってほしいですが、日常で多く睡眠時間を割けない人もいるでしょう。
そんな人は少しでも多くリラックスする時間を持ち、短くても良質な睡眠時間を得ましょう。
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生理が遅いときにオススメの対処法
さて、なかなか来ない生理は心を不安にさせますが、そんなことにできる改善方法をいくつか解説していきます。
こちらで解説するもののほとんどはあくまで気休めですので、絶対に生理が来るという方法ではありませんが、試しにやってみてくださいね。
生理がきやすいアロマを試してみる
古来よりハーブやアロマは人々の体調改善などに一役かってきました。
現代でももちろん。自然由来のアロマは生理や女性の体調改善にも役立ちます。
まずはストレスを解消する「ローズ」や「ラベンダー」。
これだけで生理の遅れが早まる可能性もありますが、生理不順に効果のある「イランイラン」を使用すればもっと効果が出る可能性も。
しかし、妊娠の可能性がある人は「イランイラン」の使用は控えましょう。
そのまま瓶から香りも楽しむも良し、布やティッシュに香りを染み込ませるも良いでしょう。
アロマポッドやアロマオイル対応の加湿器を有効活用してみるのも。アロマは活用方法が幅広いので、自分の好きな方法で楽しみましょう。
最近では百貨店などで気軽に購入可能なので、お試しで購入してみるのもありですよ。
入浴を活用しよう
冷えは大敵ですが、体を温めるのは体調不良や生理の遅れにも有効です。
そんな時に日常的に役立つのが「入浴」です。
入浴では体を温めるほかに、
・ストレスを和らげる効果
・血行促進で代謝をアップさせる効果
このような効果も期待できますよ。
上記で解説したアロマも入浴中で活用できたり、旅行先での入浴なんかはもっと格別なものになります。
しかし、長風呂はのぼせてしまうのでご注意くださいね。
また、湯上りはすぐに就寝するか暖かい服に着替えるのがおすすめです。
婦人科で診てもらう
これが今回解説する中でも一番の有効な対策法と言えますが、婦人科の病院で診てもらうということです。
生理が遅れる理由は人それぞれなので、婦人科に行って、正しい原因を診てもらうのが一番でしょう。
人によっては婦人科に行くのが抵抗を生む人もいるかと思いますが、自分の体調、将来のことを考え、足を運ぶ勇気を持つのも大切なことだと思います。
単なる遅い生理と思わず、病院に行きましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「生理が40日以上来ない!遅れている原因と対処法を解説!」というテーマで解説をしていただきました。
生理の遅れは人それぞれですが、不安になったらまずは病院に行くのが一番良い方法でしょう。
生理の発生に大きな役割を持っている子宮は外から見えない分、自己診断ではわからない部分が多いです。
生理を誘発するのもいいのですが、まずは何が一番大切か?と考えてみるのもいいでしょう。