生理を早く終わらせるツボとは?場所と効果をわかりやすく!
今回は女性のデリケートな生理の悩みですので、はじめ君のお母さんと神田先生と一緒に見ていきます。
生理を早く終わらせたいけど、生理中は体も重く、気持ちも落ち込みがちですよね。
今回は、生理を早く終わらせるツボにスポットを当てて説明していきます。
今回は2つの見出しに分けて、ツボの場所と効果についても詳しく解説していきます。
では、早速見ていきましょう。
今回の流れ
生理を早く終わらせるツボはどこ?
人の体には、全身に、様々な器官や症状に効果があるツボがありますが、生理を早く終わらせるツボは、腰から下の部分に集中しています。
これらは、おへその周辺から足首の間にある「月経点」のことを差し、そこを刺激することによって生理を早く終わらせることが出来ます。
ところで、生理を早く終わらせるために必要なことはなんでしょうか?
それは、子宮周辺の血行と女性ホルモンの働きを良くしてあげることです。
生理は、子宮や膣内に残っている血液が外に出るスピードによって、終わるタイミングも変わってきます。
ダラダラと生理が続く場合は体の中に生理の血が長く残っている証拠ですので、外に出るスピードを速くしてあげれば自然に生理は早く終わることが出来ます。
生理期間中の血行不良は、他にも生理にまつわる様々な症状にも関係します。
例えば、手足の冷え。
血行が悪くなると子宮周辺だけでなく、体全体にも影響が出てきます。
そのため普段は冷えが気にならない人でも、生理期間中の冷えに悩むことがあります。
生理を早く終わらせるためのツボには、こうした生理の不快な症状も一緒に改善してくれる効果があります。
薬による症状の改善ではないので体に対しての心配も少なく、安心して効果を期待することが出来るのも女性にうれしいポイントです。
生理に効くツボその1 三陰交(さんいんこう)
※上の動画が分かりやすいです。
三陰交は、くるぶしの一番上に指を4本ならべてください。
指が当たっている部分が、三陰交というツボです。
このツボは、婦人科系の症状が出た時に効果があるツボと言われています。
・生理痛や生理不順
・生理の時のイライラ
・手足の冷え
にも効果があるので、生理のトラブルには幅広く効果があります。
押すときに使う指は、親指です。
まず、三陰交に親指を当て、呼吸を整えながら、5秒かけて押します。
深いところまで押したら、5秒キープします。終わったら、5秒かけて元に戻します。
これを、10回繰り返します。
ただし、押したときに強い痛みや張りをかんじたら要注意です。
三陰交は、子宮や卵巣の状態が現れやすい場所と言われています。
そのため三陰交を押したときに痛みやはりがあると、子宮や卵巣のトラブルを抱えている可能性があります。
子宮や卵巣は排卵や妊娠に深く関係していますので、念のために婦人科を受診しておくのが良いでしょう。
生理に効くツボ その2血海(けっかい)
※上の動画が分かりやすいです。
膝の内側にあるツボです。
膝頭の上の部分に、指を3本並べてください。
指が当たっている部分が、血海というツボです。
血海の特徴は、血行を良くすることです。
血海には、全身の血液が集まる場所と言われています。
もちろん、子宮周辺の血流も、この血海を通っています。
そのため血海を押すと子宮周辺の血流が良くなり、その結果として生理を早く終わらせることが出来るのです。
押すときに使う指は、親指です。
押す強さは、少し痛いと感じるくらいの強さにします。
血海に親指を置き、3秒間押し、そのあと3秒間離します。これを3分間繰り返します。
このツボを刺激すると子宮周辺の血行が良くなるだけでなく、女性ホルモンの働きが活発になるので、生理を早く終わらせる効果があります。
生理に効くツボその3 腎兪(じんゆ)
※上の動画が分かりやすいです。
腎兪は、背中側にあります。
ウエストが一番くくびれている部分と背骨が重なる部分をまず基準にします。
基準となる部分から、指2本分外側にある左右あわせて2か所が腎兪です。
腎兪は、女性ホルモンを活発にしてくれる効果があります。
女性ホルモンが活発になると、血行が良くなるため生理の期間が早く終わるようになります。
また、血行を良くするということは、体の中が温まるということにもなります。生
理の期間中、普段以上に冷えが気になることってありますよね?
実は腎兪を刺激することで、生理による冷え性も改善できます。
腎兪のツボの効果を上げるには、押す前に体を温めておくと効果が上がります。
まず、腎兪の周辺をホットタオルや湯たんぽなどで温めます。
温まったら、親指を腎兪にあてツボを回すようなイメージでゆっくりと押します。
たったこれだけですが、子宮周辺の血行がよくなるので生理を早く終わらせる効果があります。
生理に効くツボその4 関元(かんげん)
※上の動画が分かりやすいです。
おへその下に、指を4本並べてください。
上から3本目にあたるツボを石門(せきもん)といい、4本目にあたるツボを関元といいます。
石門は婦人科系の症状に効果があり、関元は体全体のバランスを整えるのに効果があります。
ツボの場所が近いので、この2つのツボは覚えておくと便利ですよ。
さて、押すときの方法です。
押すときに使う指は、人差し指と中指です。
人差し指と中指をそろえて、関元のツボにあてます。あてたら、2本をそろえたまま、指の腹で関元を押します。
この時の押す強さは、「優しく」です。
「3秒間押して、3秒間離す」動作を、2分間繰り返します。
関元は生理を早く終わらせる効果もありますが、子宮のトラブルにも効果があるので定期的に押すと、子宮筋腫の予防にも効果があります。
生理を早く終わらせるツボを押すときの注意点
生理を早く終わらせるためには、ツボを刺激して血行を良くし、女性ホルモンの働きを活発にすることが大切なのが分かりました。
ツボを刺激するだけで、こうした効果があるのでさっそく始めたいところですが、注意点もあります。
①生理の血が多い時は注意
生理が始まった直後から3日間は、子宮内膜が剥がれ落ちる時期のため、生理期間全体の中でも出血が多い時期です。
女性の体は生理期間中どうしても貧血気味になりますが、中でもこの時期に症状が重く感じることが多いのも出血の量と関係しています。
そのためこの時期にツボを刺激して血行を良くしてしまうと、生理の量が増えてしまう可能性もあります。
普段から出血が多い人は、量が減る4日目以降から始める方が体への負担も少ないでしょう。
②強く押しすぎない
ツボは生理を早く終わらせる効果が高いですが、押しすぎや強さには注意が必要です。
強い力で長時間押し続けると、筋肉が炎症を起こしてしまうことがあります。
その結果、押した後に痛みを感じる原因になります。
適度な時間と強さでツボを刺激することを、しっかり覚えておいてください。
<まとめ>
では、今回のまとめの方に移っていきます。
今回は生理を早く終わらせるツボを中心に、様々なことをお伝えしてきました。
今回の要点を押さえると・・・
1、生理を早く終わらせるツボは、女性ホルモンの活動を活発にしてくれる
2、ツボを刺激して血行を良くすれば、生理は早く終わる
3、ツボを押すときは、適度な強さと時間を守る
このようになります。
ちなみに生理を早めるには、
ツボ以外にも様々な方法があります。
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